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hold harmless and indemnify...

会計ムラのぱんぴー。

東芝子会社WHの米連邦破産法申請ー非継続事業(discontinued operation)

jp.reuters.com

当事者の方には申し訳ありませんが、外野で見ている分には、東芝さんはUSGAAPのレアな論点をいろいろと提供してくれて、とても興味深いです。

結局、reporting unitのcarrying amountがnegativeなときののれんの減損テスト(ASC350-20に規定あり)について、記事を掛けずじまいになっています。。

 

すこし前から気になっていたのですが、東芝さんは海外原子力事業はもうやめると発表しており、機関決定も(おそらく)されているでしょうから、非継続事業の開示があるのではないかとワクワクしていました。

日本のローカル会計基準では適用されていないのですが、USGAAPやIFRSでは、その会社の事業のうち「もうやめる」と決めたものについては、特別な開示が要求されています。

例えば「もうやめる」と決めた事業については、その他の「これからも続ける」事業とば財務情報を分けて表示しなければならないですし、「もうやめる」と決めた時点で「もうやめる」事業の資産価値を再評価したりする必要があります。

 

IFRS適用であれば、IFRS 5号に同様の定めがあるため、これからも日本の企業でも開示されることがあるかもしれませんが、今や東芝キヤノン、、と数少なくなったUSGAAPでは、非継続事業の開示はこれで見納めになるかもしれません。

 

海外原子力事業を「もうやめる」というのはしばらく前から報道されており、仮にWHが連邦破産法の申請をしていなかったとしても、非継続事業として開示されていた可能性が高いと思いますが、いずれにしてもどういった開示になるのか、いまからとても興味深いです。6月の楽しみが1つ増えました。