hold harmless and indemnify...

会計ムラのぱんぴー。

リアルワールド<3691> 会計処理に関する調査の主体の異動に関するお知らせ

realworld.co.jp

表題の開示がマザーズ上場のリアルワールド(3691)から出ています。同社は9月決算のようですが、クラウド事業における収益認識27百万円について会計監査人のあずさから疑義がでて、6月期の四半期報告書が出せない状況に陥っています。

 

8月中旬の開示では、社外監査役(常勤監査役は相当数の株式を所有、それ以外は独立監査役)のみで構成される監査役会が、外部の補助者を用いて調査を行うということでしたが、この度の開示では監査役会に代わって取締役会が第三者の弁護士と会計士に調査を委嘱した旨が公表されています。

 

今回の第三者委員会は、第三者委員会とは言いながら日弁連ガイドラインには準拠しないと明示しており、いくら過去に利害関係が無かったとしても、極端な話、第三者委員会のメンバーの方にとって当該企業に従事するのが今回が初めてというだけのことですので、第三者委員会による独立性のある調査は期待しずらく、開示の中で言及されている

調査の客観性と公正性がより高まるための体制整備

につながっているとは評価が難しいような気がします(結局は市場が評価することですが。)

第三者委員会設置に至るまでに、取締役や監査役の方々の間でどういった議論があったのか気になるところです。