hold harmless and indemnify...

会計ムラのぱんぴー。

東芝(6502)「『改善状況報告書』の公表について」

本日、東芝から「『改善状況報告書』の公表について」という報告書が公表されており、早速読んでみました。

www.toshiba.co.jp

 

内容は概ね想定通りで、既に起こってしまった不正会計に触れるのは最小限としており、過去は早く確定させてしまいたいという意図も見え隠れします。

 

指名委員会や監査委員会の委員の全てを社外取締役に、内部監査部門の強化、経理部の職掌明確化など、形式面では誰からも反論されないような対応策が並んでいますが、指名委員会等設置会社の採用をはじめ、形式面でのガバナンス強化は不正会計以前から実施されていたわけでして、東芝での問題点はより実質的な点にあるように思うのですが、どうでしょうか。

 

内部監査部門の強化策で、会計のみならず法律やITの職能の方も内部監査部門に参画されるというのは、非常に良い発想だと感じました。ただ、59名の在籍者に有資格者はCIAが2人しかいない(CFEは?CISAは?あれだけの不正会計をやったのですから、公認会計士や弁護士が入っていてもいいのでは?と思ったり。)というのは、中途採用が振るわず人材難なのかわかりませんが、企業規模に対してタレントが不足している印象を受けました。

 

(QIAという「公的資格」が挙げられていますが、講習さえ受講すれば基本的に取得できるものですので、除外して考えました。)